スタッフブログ

〜清水、庭を征く〜1

今日は川端邸で、ほぼ初めての「完全ひとり現場」でした。

 

朝、現場に着いたとき、正直少し心細さを感じました。いつもなら優希さんや吉岡さんが一緒にいて、さりげなくフォローしてくれたり、声をかけてくれたりする場面が、今日は全部自分で判断しなければならない。作業内容自体はそこまで難しくないのですが、「1人になる」と見える景色がまったく違うんです。

 

朝イチから考えたのは、「今日中にどこまで進めるか」「どの順番でやると無駄がないか」「ダンプを動かすタイミングはいつがいいか」といった段取りです。いつもなら何気なく進んでいた作業も、すべて自分で決めて動かなければならない。その分、「進捗」と「効率」を今まで以上に意識して動けた一日になりました。

 

実は、この日は本来なら一緒にいるはずのメンバーが体調不良で来られなくなり、どちらかというとネガティブなスタートでした。「今日1人か…大丈夫かな」という気持ちは正直ありました。でも、やってみると意外な発見がたくさんありました。

 

自分だけでも動かせる作業が思った以上に多いこと。1人だと「この一手」で現場の空気が変わるのを強く感じること。指示を待つ時間がない分、決めるスピードも試されること。しんどさと同じくらい、学びも多い日になりました。

 

作業前には全体のゴールをイメージし、お昼前と午後の途中で「今どこまで来たか」をチェックしました。最後には、明日以降の人が動きやすい状態を意識して片付けをする。自分なりに「小さな現場監督ごっこ」をしてみたんです。もちろん段取りはまだまだ甘いし、「あ、ここ先にやっておけばよかった…」という反省点も多かったのですが、その分次が楽しみになる感じもありました。

 

もうひとつ大きかったのは、チームのありがたさを改めて実感できたことです。普段当たり前にそばにいる人がいないと、ちょっとした確認に時間がかかったり、「これで合ってるかな?」という不安が増えたりします。休憩中の何気ない会話が、意外とメンタルの支えだったことにも気づきました。

 

その一方で、「それでも、自分だけでやれることもちゃんとある」と分かったのは、大きな収穫でした。チームがいるときはチームで最大限動いて、1人のときは1人なりに現場を前に進める。どちらのパターンも経験しておくことで、これから新しいメンバーが入ってきたときに、「ここは任せられる」「ここはフォローしよう」という感覚も持ちやすくなりそうだと感じました。

 

川端邸の作業は「途中」ですが、自分の中では「大きめの一歩」を踏み出せた一日でした。ネガティブスタートの現場でしたが、終わってみると、段取りを自分で組んでみたこと、進捗を常に意識して動いたこと、1人でも「なんとか形にする」経験ができたこと、このあたりがじわっと効いてくる気がしています。

 

「今日は大変そうだな…」という日ほど、あとで読み返したときに「ここがターニングポイントだった」と笑えるように、これからも一日一日を積み重ねていきたいと思います。